日本から飛行機で約4時間。時差は1時間。2泊3日~3泊4日程度でも十分楽しめることから、日本では常に人気の旅行先の上位に入る台湾。台湾に旅行などで行くことになったら、日本円を台湾ドルという台湾の通貨に両替をする必要があります。今回は
「台湾ドルはどこで両替ができるの?」
「いくらぐらい両替した方がいいの?」
というような、日本円→台湾ドルの外貨両替について解説していきます。
台湾ドルはどこで両替ができる?
台湾ドルは「新台湾ドル」「ニュー台湾ドル」「台湾元」など、色々な名前で呼ばれていますが、これらは全て同じ通貨を指しています。通貨コードは「TWD」。紙幣は、100元、200元、500元、1000元、2000元の5種類、コインは、1元、5元、10元、50元の4種類があります。
それでは、この台湾ドルはどこで両替ができるのかを見てみましょう。
日本国内
台湾ドルは、ドルやユーロのような世界的に流通しているメジャー通貨ではなく、台湾でのみ使えるマイナー通貨です。マイナー通貨ではありますが、日本国内の空港、多くの銀行、両替専門店などで両替することができます。金券ショップでも扱いはありますが、両替をする場合は事前に在庫の確認をした方が良いでしょう。
現地
日本円→台湾ドルの外貨両替は、もちろん台湾現地ですることもできます。空港にある両替所、銀行、高級デパートやホテル、お茶屋さんなどで両替が可能です。 ただし、台湾の街中には両替所が少ないので、台湾で両替をするなら空港でまとめて両替してしまった方が良いでしょう。また、台湾で外貨両替をする場合は、パスポートの提示を求められるので、両替所を利用する際には必ずパスポートを持参しましょう。
台湾ドルはどこで両替するのがお得?
比較的どこでも外貨両替ができる台湾ドルですが、どこでも両替ができるなら少しでもお得に両替ができたら嬉しいですよね。
では、どこで両替をするのが一番お得なのか、比較してみましょう。
【2020年8月17日 日本円→台湾ドルの両替レート】三井住友銀行 4.1223 ワールドカレンシーショップ(MUFJ系) 4.12 トラベレックス(オンライン) 4.1309 外貨両替ドルユーロ 3.752 ドルレンジャー(新宿西口店) 3.671 大黒屋(渋谷センター街店) 411.45(100台湾ドル) 【台湾】台湾銀行 0.2665 【台湾】 兆豐国際商業銀行 0.2667
レートを比較すると、日本のドルレンジャーや外貨両替ドルユーロと、台湾の銀行が同じぐらいのレートだということがわかりますね。日本国内でも探せば、台湾の銀行並みにお得に両替できるところがあります。ただし、外貨の宅配サービスで両替する場合は、両替金額によって送料がかかったり、料金の振込み手数料が発生するので注意が必要です。また、金券ショップは在庫が無い時もあるので、事前に確認しましょう。
台湾で両替をする場合、言葉やコミュニケーションに不安があったとしても、空港の両替所であれば両替所のスタッフも外国人の対応に慣れています。言葉の通じる日本で両替をする方が安心ではありますが、在庫の心配もせず、お得に両替をしたい場合は現地に到着してから両替をした方が良いと言えるでしょう。
台湾旅行に行く場合はいくらぐらい両替するべき?
ドルやユーロを使うアメリカやヨーロッパでは、クレジットカードが普及しているので、高額な外貨両替はあまり必要ありませんが、台湾ではクレジットカードがあまり普及していません。クレジットカードが使えるのは、高級デパートや高級レストラン、ホテルなど。屋台やスーパー、一般的なお店では使えないところがとても多いため、ある程度の額の両替が必要となります。
そうとはいえ、台湾の物価は日本と比較すると日本の約2/3程度。日本と同じでチップの習慣もありません。デパートでの高級品の購入や高級レストランでの食事などはクレジットカードを使えば、2泊3日や3泊4日程度の旅行で、3~5万円分程度の現金があれば十分かと思います。
また、台湾ドル→日本円の両替はレートが悪いので、台湾ドルはできるだけ使いきってくることをおすすめします。どうしても使いきれずに日本円に再両替をしたい場合は、台湾の両替所で日本円に再両替をした方が損は少なくなります。
まとめ
日本円から台湾ドルへの外貨両替は、基本的には現地でした方がお得です。両替場所に関しては、台湾の街中で両替所を探す時間を考えると、到着した空港でまとまった額を両替してしまうのがおすすめです。追加の両替が必要になりそうな場合は、「足りなくなったら両替をしに行く」のではなく、両替所を見つけた時点で追加の両替をした方が安心です。