ゆうちょ銀行(郵便局)で外貨両替はできる?手数料はどのぐらい?

ゆうちょ銀行(郵便局)で外貨両替はできる?手数料はどのぐらい?

全国にあるゆうちょ銀行(郵便局)。あなたの街にもきっとあるのではないでしょうか?そして、日本国民の多くの人が利用したことがあると思われる、とても身近な機関です。では、ゆうちょ銀行(郵便局)は郵便や貯金、生保だけではなく、外貨両替も行っていることは知っていますか?今回は、ゆうちょ銀行(郵便局)の外貨両替の手数料やメリット・デメリットなどについて解説していきたいと思います。

ゆうちょ銀行(郵便局)で外貨両替ができる

外貨の両替というと、銀行や空港などをイメージする方が多いと思うので、意外と知られていないかもしれませんが、ゆうちょ銀行(郵便局)でも外貨両替ができます。
扱っている通貨は、米ドル、ユーロ、韓国ウォン、英ポンド、オーストラリア・ドル、カナダ・ドル、中国元、スイス・フランの8種類で、「日本円→外貨」「外貨→日本円」の両替に対応しています。(外貨については紙幣のみ)
外貨両替ができるのは、全国のゆうちょ銀行全店と一部の郵便局。郵便局は「一部」なので、自宅や職場近くの郵便局で両替をしようと検討している方は、事前にホームページや電話などで確認した方が確実です。

ゆうちょ銀行(郵便局)の外貨両替の手数料は?

外貨を両替する時に気になるのは手数料ですよね。ゆうちょ銀行のホームページには両替レート(為替レートに手数料を乗せた金額)が記載されていません。ゆうちょ銀行のレートは、米ドルは午前11時に、その他の通貨は正午に更新され、ゆうちょ銀行の店舗と外貨両替を行っている郵便局に貼り出されます。(為替レートに大きな動きがあった場合は、同一日内でも両替レートが変更されることがあります。)両替レートの確認は店舗に行かなくとも、ゆうちょコールセンターに電話で問い合わせれば教えてもらえます。

2020年5月27日正午過ぎの日本円→米ドル、ユーロの両替レート

銀行名ドルユーロ
三菱UFJ銀行110.31121.90
みずほ銀行110.53123.93
三井住友銀行110.23121.98
ゆうちょ銀行110.31121.90

大手銀行との両替レートを比較すると、ゆうちょ銀行(郵便局)はほぼ銀行と同じぐらいのレートとなっています。

ゆうちょ銀行(郵便局)の外貨両替の宅配サービス

最近では、銀行でも外貨両替の宅配サービスを行っているところがあります。では、ゆうちょ銀行はどうなのでしょうか?
ゆうちょ銀行では、2015年9月1日から「ゆうちょの外貨宅配 トラベル with You」という外貨宅配サービスを行っていましたが、残念ながら2019年9月30日でサービスを終了しています。それ以降、新しい宅配サービスはスタートしていないので、ゆうちょ銀行では外貨両替の宅配サービスは行っていないということになります。

ゆうちょ銀行(郵便局)の外貨両替のメリット・デメリット

それでは、ゆうちょ銀行(郵便局)の外貨両替のメリット・デメリットにはどのようなものがあるか見てみましょう。

ゆうちょ銀行(郵便局)の外貨両替のメリット

ゆうちょ銀行といえば、全国に店舗があることが強味です。都市部であれば、銀行や両替専門店、金券ショップなどの外貨両替所が比較的多くありますが、地方などでは外貨両替所が少ない地域もあります。ゆうちょ銀行であれば全店舗(プラス一部の郵便局)で外貨両替ができるので、近くに外貨両替ができる銀行や両替所が無い場合でもゆうちょ銀行に行けば両替ができます。

ゆうちょ銀行(郵便局)の外貨両替のデメリット

全国にあるゆうちょ銀行全店舗で両替できることが大きなメリットですが、銀行や両替専門店などと比較すると、両替できる通貨の種類が少なめなことがデメリットとなるかもしれません。また、店舗によって通貨や金種の在庫に差があり、希望通りの両替ができないことも。在庫が無い場合は取り寄せとなり、2~5日ほどかかるようなので、心配な場合は事前に問い合わせると良いでしょう。

まとめ

普段利用しているゆうちょ銀行(郵便局)で外貨両替ができるというのは、とても大きな魅力なのではないでしょうか?手数料も銀行と大きく変わらないので、近くに外貨の両替ができる両替所がない地域の方にとってはとても利用しやすいかと思います。ただし、全ての店舗で常に外貨の在庫が潤沢にあるとは限らないので、利用前に在庫の確認をした方が安心して両替ができるでしょう。